少し前の10月末の話しになります。
副院長は、所属している矯正の学会に参加するため、米国 Dallasに行って来ました。
学会会場はDallas郊外にあるホテルで行われました。
時間は朝の8:00~夕方4:00位までなのですが、ホテルに缶詰めで学会講演を聞くのと、症例提出(矯正歯科治療が終了した患者さんの資料を提出してきます。もちろん、患者さんの承諾は取って提出します。)してきました。
今回は、更にDirectotの先生より、日本人の先生の症例の試験監督(口答試問)をしなさいと仰せ付かりました。
この学会では資料を提出し、受験する際に試験(口答試問)を行ない、合格するとFellowという資格が得られるのですが、その口答試問役です。
受験をする日本人の先生 一人に対して、四人の日本人の先生がつき、治療前後の資料の正確さや治療結果が良いか等の正否を問います。
自分一人で診療していると、なかなか困難なのですが日本人の先生の口答試問をするためには、より知識、経験が必要になります。
受験された先生方は公正に判断され、無事Fellowの資格を得ることが出来ました。
学会として、多くの学び以外にも、試験官としての役割も無事にこなすことができ有意義に終わりました。(ただ、とても疲れました。)